【面接通過率アップ】キャリアアドバイザーが行う面接対策3つのポイント|面接準備シートを無料公開

現役のキャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーのあなたには、次のような悩みがありませんか?

あなた
あなた

面接対策って、実はやり方を教えてもらったことがない…

あなた
あなた

面接通過率がよくないんだけど、どこを改善していいのかわからない…

たくの
たくの

次のような経験をもつ私(@taqnock)が、あなたの悩みに答えます

キャリアアドバイザーが行う面接対策3つのポイント

面接対策3つのポイントは、次の通りです。

  • 【ポイント①】基礎応対
  • 【ポイント②】企業情報の事前リサーチ
  • 【ポイント③】キャリア軸の整理

なぜこの3点が重要なのかというと、採用担当者が採用決める条件と密接に関わるからです。

採用を決める条件とは、採用担当者が「この条件があれば内定を出せる」という条件のことです。

その条件は次の3つ。

  • 安定したパフォーマンスへの期待
  • 求職者の入社意欲
  • 長期的な活躍への期待

つまり、次のようにリンクしています。

  • 【ポイント①】基礎応対→安定したパフォーマンスへの期待
  • 【ポイント②】企業情報の事前リサーチ→求職者の入社意欲
  • 【ポイント③】キャリア軸の整理→長期的な活躍への期待

実際に採用担当者が採用意思を決定するときの心理状態は、それぞれ次の通りです。

▼安定したパフォーマンスへの期待できるとき

採用担当者
採用担当者

うちが求める基礎スキルを持っているから、入社後にも安定したパフォーマンスを発揮してくれるだろう。

▼求職者の入社意欲を感じられるとき

採用担当者
採用担当者

うちのことをしっかりと調べてきてくれていたし、「入社したい」という気持ちが表れていた

▼長期的な活躍への期待できるとき

採用担当者
採用担当者

過去のキャリアの経緯からすれば、きっとうちで長く働いて貢献してくれるだろう

面接対策の内容採用意思決定がつながっているのが分かりますよね?

面接対策の重要性が理解できたかと思います。

次に、各項目について詳しく解説していきます。

【ポイント①】基礎応対

基礎応対のポイントは、次の4点になります。

  • ビジネスマナー
  • 自己紹介
  • 職務経歴の説明
  • 質疑応答

基礎応対の解説は量が多いため、別記事にまとめてあります。

【キャリアアドバイザー必見】面接通過率を上げる面接対策4つのポイント~基礎応対編~

ただ、内容が細かいので、まず本記事から最後まで読むことをお勧めします。

なぜなら、その方が面接対策の全体像を理解できるからです。

【ポイント②】企業情報の事前リサーチ

求職者
求職者

面接前にどんなことを調べておけばいいですか?

と求職者から聞かれることはよくありますよね?

あなた
あなた

ホームページを見ておいてください

とだけ伝える、なんてことはないですよね?

次の4点については、事前リサーチをするようアドバイスしましょう。

  • 【リサーチ①】コーポレートサイトと採用サイト
  • 【リサーチ②】IR情報
  • 【リサーチ③】オーガニック検索、SNS情報
  • 【リサーチ④】業界地図、著書

それぞれ解説していきます。

【リサーチ①】コーポレートサイトと採用サイト

コーポレートサイトとは、企業の公式サイトのことです。

例えば、次のような内容が書かれています。

  • 事業内容
  • 会社概要
  • ビジョン
  • IR情報

採用サイトとは、その名の通り企業の採用に関する情報のみが書かれているサイトです。

意外とチェック漏れが起こりやすく、漏れがあると選考上のマイナスのインパクトも大きい。

なぜなら、コーポレートサイト→採用サイトのリンクが見つかりにくいサイトもあるからです。

気づかず面接に臨んでしまっているパターン。

採用担当者
採用担当者

えっ?採用サイトすら見てきてないんですか?

という状態になります。

チェック漏れのないようアドバイスをしましょう。

情報開示に積極的な企業だと、採用サイトに社内の統計情報や社員の”生の声”を掲載しています。

求職者からの質問を考えるうえでも重要な情報です。

必ず確認するようアドバイスしましょう。

【リサーチ②】IR情報

IR情報はチェックしておくことによって、求人企業の様々な情報が見えてきます。

例えば、次のような情報。

  • 経営状態
  • 経営環境
  • 経営課題

具体的には、次のデータをチェックしておきましょう。

  • 有価証券報告書
  • 四半期報告書
  • 決算短信
  • 決算説明資料
  • 中期経営計画

IR情報は舐めるように読みましょう笑

”IR情報を読んでいなかった”=”入社意欲なし

として不採用にするという方針を持つ採用担当者もいます。

また、ここにも質疑応答を行う前提となる情報が多く記載されています。

しっかり確認するようアドバイスしましょう。

【リサーチ③】オーガニック検索、SNS情報

オーガニック検索とは、簡単に言えば”ググる”ということです。

具体的には、次の項目で検索します。

  • 求人企業名
  • 社長の名前
  • 採用担当者の名前

検索結果には、上位にコーポレートサイトが出てきます。

それ以外に、次のような情報が出てきます。

  • インタビュー記事
  • 講演内容
  • SNS情報

これらを見ておくことによって、より企業のことを理解しやすい情報を得ることができます。

つまり、企業のよりリアルな情報を入手できるということです。

検索は”3ページ分”はサーチするようアドバイスをしましょう。

なぜなら、1ページ分だけだと、上記の情報に行きつかないことが多いからです。

また、ここで取り扱いに注意しておかなければいけないのは口コミサイトです。

具体的に、次の2点に注意しましょう。

  • 偏った情報が多い」という認識が必要
  • 口コミサイトを情報源とした質問はNG

なぜなら、口コミサイトは”退職した社員”が書き込むことが多いからです。

どうしてもネガティブな情報になりがちです。

また、必ずしも”正確な情報”ではない。

求職者
求職者

とはいっても、気になるよ…

ということなら、情報源は伝えずに聞き方を工夫して質問をするようアドバイスをしましょう。

質疑応答のコツについては、こちらの記事で解説しています。

【キャリアアドバイザー必見】面接の質疑応答への準備10のポイント

【リサーチ④】業界地図、著書

業界地図

業界地図は、業界全体を俯瞰的に理解するためにも読んでおいた方がいいです。

なぜなら、相対的な情報がわかることで、キャリア軸の説明がより明確になるから。

相対的な情報とは、次のような情報のこと。

  • 業界内での立ち位置
  • 業界シェア
  • 強み

つまり、相手の立ち位置が分かっていた方が、自分の説明もしやすいということです。

業界地図は主に2種類あります。

個人的には、四季報の業界地図がおすすめです。

会社間の相関図が分かりやすいからです。

ここで、求職者にとっては次のような疑問が沸くかと思います。

求職者
求職者

業界地図に掲載されていない企業の場合は、どうしたらいいの?

【答え】それでも読んでおいた方がいい

なぜなら、”業界中でどの立ち位置にいる企業なのか”を知ることのできる情報源になるから。

つまり、次のようなメリットがある。

  • 「業界の勢力図が分かっている」という状態になれる
  • 「現在の立ち位置だからこそ企業が考えること」が理解できる

求人企業の今後の目標や戦略への理解を深める意味においてもとても重要な情報です。

著作

著書についても目を通すようアドバイスしましょう。

求職者
求職者

著書まで読み切れないよ…

というリアクションがあるかもしれませんが、何十冊も著書を出している経営者は稀です。

数冊なら十分読み切れるはずです。

私の場合は、自分自身でも求人企業の経営者著作には目を通すようにしています。

面接まで時間がない場合は、求職者に貸すことも一つの手です。

それも難しい場合は、少なくともWEBサイト上で要旨や目次、レビュー記事に目を通しておくようアドバイスをしましょう。

ただ、面接でその情報が使えるかというと微妙です。

採用担当者
採用担当者

どの部分に共感しましたか?

などと質問されると、読んでいないことがすぐにバレますので。

【ポイント③】キャリア軸の整理|面接準備シートを無料公開

キャリア軸の整理は、求職者面談の”総まとめ”の位置づけです。

面接準備シートに沿って、求職者と一緒に”もう一度”キャリア軸のヒアリングしていきましょう。

なぜ”もう一度”ヒアリングをする必要があるんでしょうか。

それは、初回の面談から時間が経過すると、次のようなことが起こるからです。

  • 面談内容を覚えていない
  • 話した内容が変わっている

時間の経過と共にズレた認識を、一緒に整理していきましょう。

面接準備シートは、初回の求職者面談時のヒアリングシートと次のような流れの違いがあります。

  • 初回の求職者面談:現在→将来→過去
  • 面接準備シート:過去→現在→将来

なぜこのような違いが出るのでしょうか。

それは、面接対策のタイミングではキャリアアドバイザーと求職者の間にある程度の信頼関係ができていることを前提としているからです。

つまり、「過去」から話を始めていっても、問題ない関係性ができているということです。

面接準備シートを無料公開しますので、参考にしてください。

面接準備シート(Googleスプレッドシートで開きます)

>「ファイル」>「コピーを作成」で活用してください。

ポイントは、もしキャリア軸に一貫性がない場合は無理につなげようとしないということです。

誰しもキャリアの岐路において、選択に失敗することや致し方ない事情が起こる可能性はあります。

その時、無理に”それっぽい理由をつける”のはやめましょう。

なぜなら、採用担当者に次のような印象を与えた方が納得感と好感が持てるからです。

  • 失敗の原因を分析して将来に活かすことができる性格
  • ネガティブなことを含めて正直に話す人物像

採用担当者も人間です。

こういったシーンでは”感情面”に訴えかけ、論理と感情の両面から採用意欲を引き出していくアプローチが有効です。

ここまでで、3つのポイントをお伝えしました。

そうすると、あなたは次のような疑問を持ちませんか?

あなた
あなた

面接対策って、どのタイミングでやるのがベスト?

キャリアアドバイザーが行う面接対策ベストなタイミング2条件

次の2つの条件を満たすタイミングがベストです。

  • 書類選考が通過した後
  • 面接当日の1週間前までの間

なぜこのタイミングなのかというと、それぞれ次の通り。

  • 書類選考が通過した後→志望動機が定まらないから
  • 面接当日の1週間前までの間→面接直前だと”自分の言葉”で語る準備ができないから

面接対策で情報整理をしたばかりだと、”受け答え”まではできる状態になっていません。

練習する時間が必要です。

特に、現職中の求職者は平日練習する時間が取れないことが多いです。

落ち着いて思考を整理できる土日を面接当日との間に挟んで、面接対策ができるとベストです。

]ここまで読んだあなたは、次のような疑問を感じませんか?

あなた
あなた

面接対策って、具体的にどうやって進めていけばいいんですか?

キャリアアドバイザーが行う面接対策の具体的な進め方【コツは”半模擬面接”】

面接対策は、”半模擬面接”の形式で実施していきましょう。

あなた
あなた

え?何それ?聞いたことない…

と思いますよね?

それはそうで、私の造語です。

”半模擬面接”とは、次の3ステップで面接対策をすることをいいます。

  1. 各面接対策項目について求職者の回答を確認
  2. 回答に対して発生するであろう想定質問を確認
  3. 面接官とエージェント両方の目線でアドバイス

なぜ模擬面接にしないのでしょうか?

それは、模擬面接だと「面接の応対精度を上げる」メリットよりも、「緊張して話せなくなる」デメリットの方が上回ってしまうからです。

シンプルに言えば、支離滅裂になってしまう求職者が多いからです。

緊張感の中で”取り繕った回答”をいくら繰り返しても無意味です。

まずは受け答えの基礎を作りましょう。

模擬面接と半模擬面接の使い分けは、次の通り。

  • 模擬面接→準備万端な求職者向け
  • 半模擬面接→準備が不足している求職者向け

つまり、半模擬面接を実施するケースの方が多くなります。

なぜなら、ほとんどの求職者が準備不足だからです。

会話の流れがイメージしづらいと思うので、具体的に会話の流れを解説します。

あなた
あなた

一度伺っていますが、改めて現職の退職理由について面接でどんな風に話される予定か実際話してみてもらえますか?

求職者
求職者

はい。退職理由は・・・・・・。

こんな風に話そうと思っていますがどうですか?

あなた
あなた

その流れだと面接官から「○○についてはどうですか?」という質問が入ると思います。

その場合、どのように答えますか?

求職者
求職者

なるほど…その場合は○○という風に答えようと思いますが、どうでしょうか?

あなた
あなた

それであれば問題ないと思いますよ。

というような流れで、受け答えの質を上げていくイメージです。

ここまで読んだあなたは、次のような不安を感じますよね?

あなた
あなた

”何をやればいいか”ってことは分かったけど、半模擬面接って難しそう…。

キャリアアドバイザーが面接対策をする”スキル”2つの鍛え方

不安を感じる理由は、次の能力が不足しているからです。

  • 俯瞰するスキル
  • 客観視するスキル
  • 抽象化するスキル

特に、半模擬面接では求職者の答えた内容に対して、テンポよく3つのスキルを発揮することが求められます。

3つのスキルを磨くにはどうしたらよいかというと、対策方法は以下の2つです。

  • 経験面:面接同席
  • 知識面:論理的思考能力

1つ目は、面接同席の経験を積むことです。

実際の面接を見ることで、次の2つの要素を吸収していきます。

  • 面接官求職者間の受け答えの具体的イメージ
  • 質問及び回答の引き出し

面接同席のやり方はこちらで解説しています。

【リクルーティングアドバイザー必見】面接同席の流れを5ステップで徹底解説

2つ目は、論理的思考能力を鍛えることです。

私の部下には、論理的思考能力を鍛えるために、次の2冊を必読書にしています。

ロジカルシンキングの本は数多くありますが、この本は伝統的名著で多くの本の根本的論理が書かれています。

まとめ:内容が細かいだけに面接対策を徹底すればキャリアアドバイザーの成約率は確実に上がる

本日のまとめをしていきます。

面接対策3つのポイントは、次の通りです。

  • 【ポイント①】基礎応対
  • 【ポイント②】企業情報の事前リサーチ
  • 【ポイント③】キャリア軸の整理

基礎応対のポイントは、次の4点になります。

  • ビジネスマナー
  • 自己紹介
  • 職務経歴の説明
  • 質疑応答

詳しくはこちらで解説しています。

【キャリアアドバイザー必見】面接通過率を上げる面接対策4つのポイント~基礎応対編~

次の4点については、事前リサーチをするようアドバイスしましょう。

  • 【リサーチ①】コーポレートサイトと採用サイト
  • 【リサーチ②】IR情報
  • 【リサーチ③】オーガニック検索、SNS情報
  • 【リサーチ④】業界地図、著書

キャリア軸の整理は、求職者面談の”総まとめ”の位置づけです。

面接準備シートに沿って、求職者と一緒に”もう一度”キャリア軸のヒアリングしていきましょう。

面接準備シート(Googleスプレッドシートで開きます)

面接対策のベストなタイミングは、次の2つの条件を満たすタイミングです。

  • 書類選考が通過した後
  • 面接当日の1週間前までの間

面接対策の進め方は”半模擬面接”の形式で実施していきましょう。

面接対策のスキルが足らない場合の対策方法は以下の2つです。

  • 経験面:面接同席
  • 知識面:論理的思考能力

面接対策が終わったタイミングで、求職者との面接後フォローのアポイントを取るようにしましょう。

なぜなら、面接後フォローをスムーズに行えるからです。

面接後フォローの詳しい内容はこちらで解説しています。

【キャリアアドバイザー必見】面接後の求職者フォロー5ステップ|選考企業比較表を無料公開

あなた
あなた

改めて、キャリアアドバイザー業務全体の流れも復習しておきたいな…

というあなたは、こちらの記事を参考にしてください。

【成約率50%超の私が教える】キャリアアドバイザー業務のノウハウ|売上を伸ばすコツを11ステップで徹底解説

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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